一日野菜を350グラム(厚生労働省推奨)。あなたはそれを毎日取れますか。私には無理です。でも青汁なら可能でした。

体に野菜が不可欠なことは知ってました。でも私の生活は、時には一日も野菜を取らないことが多かった。野菜をとる必要性を感じなかったんです。ちっとも美味しくないし。

 

馬みたいに、ひたすら野菜を噛んでいる自分が嫌になります。しかし野菜を取らないと、ビタミンやミネラルが不足して病気のリスクが高くなるらしいことを知りました。

便秘にもなるし。男でも便秘で苦労している人が多いんです。

 

そこで一念発起し、野菜を大量にとることにしましたが、それが大失敗!

ある日曜日、スーパーで体に効きそうな野菜を手当たり次第に買い込んできて、サラダを作ることにしました。

 

週に一回くらい、野菜の日にしないとまずいと思ったんです。

なんせ料理なんて知りませんから、レタスやトマト、ピーマン、人参をぶつ切りしてボールに入れ、サラダドレッシングをかけました。

 

サラダドレッシングだけは買ってくるのは忘れなかった。それも吟味して。選ぶ根拠なんて全然ないんです。

テレビのコマーシャルで見たことのあるものにしました。

ボールいっぱいのサラダってかなりの量があるんです。

 

350グラムを優にオーバーして、500以上近くあったんじゃないかな。

黙々と食べ始めて、すぐ人参を入れたことが失敗だったことに気づきました。生の人参など硬くて食えたもんじゃない。

 

とにかくドレッシングの力借りて、全部平らげました。

腹がいつぱいで、とても食事する気になれない。

まずいことには、それ以来ますます野菜が嫌いになったことです。

 

人参なんて見るのも嫌です。

しばらく、まったく野菜を口にしませんでした。

あのサラダ作りが逆効果になったんです。

でも、なんとかして野菜を取らなきゃってことだけは、いつも頭にありました。

 

どうしたらいいのか。

第一毎日350グラムもの野菜を買っていたんでは、経済的にも大変です。

他の人はどうしてるんだろう。

それが私の大疑問でした。

 

レストランでステーキを頼んでも、申し訳程度にサラダがついてきます。でも、とても350グラムには遠い量です。

野菜、野菜、野菜・・・!

私の最大のテーマは野菜でした。

ある日、テレビで青汁のコマーシャルを見ました。

 

青汁? なんだそりゃ!

私はUFOでも見るように、青い液体を見つめました。

でも、紹介している女性は、これだけで必要な野菜は十分取れていると言ってます。

 

まさか!

あでもれは、なんて野菜の液体なんだろう。

私は半信半疑でテレビを見つめました。

 

私はすぐに行動を起こしました。

行動を起こすのだけは早いんです。

あの青汁の正体を見極めようと思いました。

 

調べた結果、青汁の成分だけはわかりました。

大麦若葉

明日葉

ケール

ユーグレナ

クマザサ

桑葉

長命草

などなどです。

 

メーカーによって異なりますが、青汁はこれらの成分から出来てるようです。

でも、聞いたことのないものばかりです。

 

まず、主たる成分の大麦若葉がわからない。

そんな名の野菜など見たことも食べたこともない。

今度は大麦若葉を調べまた。

 

大麦若葉の主要素はビタミン、ミネラル、抗酸化フラポノイド、クロロフィル

等々らしいです。

 

大麦はビールや麦茶に使われ身近なものでした。

その栄養素の高い若葉を使っているわけです。

これで青汁と大麦若葉の成分は了解です。

どの青汁も主成分は大麦若葉のようですから、後の成分を調べるのは省略しました。

 

で次はどれくらいの量をとったら野菜350グラムと同じになるのか、問題はそこです。

一日に丼二杯飲め!なんて問題外ですから。

 

それも調べました。

青汁は小袋に粉末で分けられていますが、小袋一つで栄養素が野菜100グラムに相当するようです。

すると、小袋三個半で野菜350グラム

 

うん、これならいける!

一日に青汁の小袋三個半を飲めば、必要な野菜を確保出来るんだ。

メーカーによって異いますが、平均して小袋一個の値段は六、七十円から百円程度。

 

ここまでわかったら、私は味は正直言ってどうでもよかった。

最悪な味でも、鼻をつまんでも飲んじまう。

ところがところが、味も後を引く絶妙なものだとわかりました。

 

こうなったら、青汁を飲まない理由はありません。

あとは数ある中からどのメーカーにするか、です。

こういう場合、私はもっとも売れているものにすることにします。青汁初心者ですから、入門としては無難なのです。

 

凝った青汁にするのは次の段階です。

こうして私と青汁との付き合いが始まりました。

恐らく一生の付き合いになるでしょう。

 

問題は毎日三回忘れずに必ず飲むか、です。

いつもポケットに青汁の小袋を入れておくとか、絶対に習慣化する私のシステムを考えるつもりです。